作者からのコメント
- 孤蓬さん
引用↓ここから
>貧乏や空に怯えし百合鴎
これまでも何度か指摘していますが、「怯えし」の「し」は過去・回想の助動詞「き」の連体形です。この助動詞は過去の経験などを後から回想する様子の叙述などに使用されます。
しかし、この句において、「怯えし百合鴎」というのは、怯えた百合鴎のことを後から回想している意味合いではなく、今まさに百合鴎が怯えている様を表現しているものと解されますので、このような場面に過去・回想の助動詞を使用するのは適切ではありません。
このような場合は、完了・継続の助動詞を使用し、「怯へ(え)たる百合鴎」などと表現するのが適切です。
引用↑ここまで
ご指摘ありがとうございます。
そのとおりです! 継続ですね。
「怯えたる百合鴎」にします。 m(__)m
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