作者からのコメント
るるりら様 : お言葉も下さりありがとうございました。達観などとんでもない、単なる実感です。広島、長崎では家族の捜索や救助の為に爆心地へ入り被曝した人が沢山いましたが、その結果を知るが故に微々たる放射線量にも怯えて生活物資を運びたがらないとしたら、知識とは妙な化学変化を起こすものです。戦後の被曝者への残酷な差別は、疫学的・遺伝学的曲解を施されて子孫にまで及びました。21世紀のこの今、避難住民に対する乗車拒否、給油拒否、入店・宿泊拒否、受診拒否のたぐいもその心理を忠実に踏襲しているわけですね。これは積極的な厭悪や無知ゆえの恐怖心とも限らず、「弊社取引先」「他の顧客」「他の利用者」「地元の患者」の要請を慮ったものも多いらしい。つまり、既得権益の尊守が何ものにも優先するというわけです。
sadame3様 : お言葉も下さりありがとうございました。おっしゃる通り、後天的に獲得するものです。それには最低限、現実から目を逸らしてはいけないし、きっかけなど無くとも関心を持って常々考えるに越した事はないでしょう。無論、なるべくニュートラルな視点で、です。このように定義しますと、自身の政見とごた混ぜにした中国や韓国の人々への蔑視偏見、ひいては「持てる者」に対する被害妄想について再考するのも、きっかけを要するものではありませんよね。 
乾 加津也様 : お言葉も下さりありがとうございました。私も、微々たる事を微々たる範囲でしているに過ぎない自分を正当化するつもりはありません。それも、16年前はもっと体を使えたのに小額紙幣を投げ入れる以外は何ひとつしなかった自己嫌悪の払拭の為で、つまりは自助でしかない偽善というわけです。我ながらヨコシマですが、加えて飽きっぽいわたくし、今回の指標は継続ですぅ〜♪
恋月 ぴの様 : お目に留めていただきありがとうございました。
ひかり。様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
かのっぴ様 : お言葉を下さりありがとうございました。確かに、救援物資については前回の教訓を踏まえて指示が厳格かつ迅速になり、改善しました。他県からのボランティア参加については種々の事情で大幅に遅滞しています。結局、人は「信じたい」ものしか信じないものですが、事象について比較検討するには現実を多角的に見る視点が必要です。被災者同士の助け合いの外で何が為されているのかも逐一知る必要がありますよね。被災地に対する反応のモニタリングは職場など身近な人達からも得られます。それから、断罪は素人がすべき事ではありませんし、今はその時期でもありません。すべきなのは魔女狩りではなく、学習と反省、関心の継続だと思います。
白紙様 : お言葉を下さりありがとうございました。おっしゃる通り、体を透過してしまうような放射線を防ぐには、歯科医院で着けるキャッチャーみたいな鉛入りの防具で全身を覆わないといけないのでしょう。それは実用的ではありませんし、又この場合、それに該当する環境ではないという判断ですね。勿論、「自主避難」地域を長時間歩き回る事で自衛隊員が負うリスクはそれなりに高い。御本尊の足元で奔走する作業員達の積算線量はその比ではありません。そしてその人達は誰ひとり、生活手段の為に残っているのではないという事です。アメリカならばブルース・ウィリス主演ものの行為者がブルーシートに覆われて病院入りし、家族もモザイクとヴォイス・イコライザーで守らなければならない、世界唯一の被曝国の実相は丸見えですが。それにしても今日のレベル7宣言、ホンマでっか? 実感ゼロです。
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