作者からのコメント
■この詩について
テーマは「遊びについて」
「遊び」というのは「学ぶ」ことを凝縮していることかもしれない。
「遊び」から社会を知り、ルールの大切さや他人とのつながりを
学んでゆく。しかし、現代の子どもたちを見ていると、どうも
そうではなく、遊びの場を失いつつあることを感じたりする。
大人たちが描いた「子どもの遊び」という大人の論理や価値観を
押し付けてしまっているのかもしれない。しかも、それは具体的に
何かということを大人自身が知らないのかもしれない。
そんな気持ちからこの詩を作ってみた。
最後の連の「ぼくたちも」の「も」は大人も子どもも、案外、
遊びの広さや深さを知らないのではということから「も」を使用した。
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