作者からのコメント
■この詩について
テーマは「自我の覚醒と確立」
周りの他人と同じこと、同じ考えをし続けている限り、
孤独という気持ちは生まれず、安定した生活であろう。
だがその一方で、それは自我への目覚めや確立というものも
阻んでしまうものなのかもしれない。
一人になって初めて気がつかなくてはならないこと、
考えなければならないこと、その過程や結果から「自分」
というものが誰であるのか、どこへ向かって行けばよいのか、
他人とは違う、自分自身というものを見つけ出す、それが
孤独という機会であると思う。
人生を旅とすれば、出発点の一つになれるのではと考え、
この詩を作ってみた。
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