作者からのコメント
 南翔鎮さんへ
    読んでくれてそして良いと認めていただいてありがとうございます。
    南翔鎮さんがポイントを入れてくださるまで
    あんまりにも反応がなかったので 南翔鎮さんのポイントは
    非常に励みになりました。ありがとうございました。

 八重さんへ
    共感してもらえるところがあってうれしいです。
    実はこの散文のタイトル、最初「 詩が産まれてくる場所 」
    にしようと思っていたんですよ!
    なので 「あなたがどこで詩を産んでいるのかが伝わった」
    というコメントにびっくりすると同時に胸の辺りが 「じゅわ〜ん」と
    しました。 嬉しい!
    これからも丁寧に大切に産んでいきます!



山田さんへ
   まず最初に対話形式に山田さんの発言を勝手に編集したことをお許しください。
   あくまでも読みやすく 答えやすくすることが目的です。発言をパーツごとに
   区切っただけです。内容にはまったく手を加えていませんのでご確認ください。


山田さん 
   「あなたが詩を書く理由については理解できないこともないですが、」

ae96 
「理解できないこともない、ということは多少の共感は憶えていただけたのですね。ありがとうございます。まぁ詩を書く理由なんて後付けですから、本当は理由なんて無意味なのでは?と心のどこかで思ったりもします。」

山田さん
「じゃあなぜあなたは書いた詩を人前に提示するのか、という理由がわかりません、というか、ここには書いてありません。」

ae96
「そうですね、俺が書いた作品を人に見せたいという理由としては
 本心のひとつを正直に明かせば 褒めてもらいたいんです。
 誰かに自分という人間を認めてもらいたいからです。
 自分の詩を読んでもらえて 読んでくださったかたたちが
 「元気でた!」とか 「やさしい気持ちになれた」とか
 様々な感想をいただけたりします。
 それって 生きていくという作業のなかで とても「張り」になるんです。
 自分の書いた詩が「誰かを救う」なんて思ったこともありません。
 俺はやっぱり自分の望む世界になってほしいと思います。
 だから「俺はこういう世界が好きだ!」「こんな世界は嫌だ!」
 ということを詩の中で 別の言葉で叫んだりもします。
 
 俺が書いた作品を人前に出す理由をまとめると

 「自己満足」という言葉に辿り着くのです。

  友人に頼まれて詩を書くこともよくあります。

 その時は そのひとのことを 想い 一生懸命書かせてもらっています。

 その動機は 「喜んでもらいたいから」です。

 この動機の中にも「 〜したい 」という 自分の欲求が隠れています。

 だから 結局は 「自己満足の世界」から抜けられていないのが現状です。」

 山田さん
   「俺は俺のために書く、どう読まれようと構わないというのは大変に無責任な態度だと思うのです。」

  ae96
   「これはすこし誤解があるようですね。 もちろんさっきも言いましたが 結局は
    自己満足の世界なので 究極的にいえば 俺は俺のために詩を書いていると
    言えるでしょう。 「どう読まれてもかまわない。」たしかに俺はそう思っています。 もう少し補足させてください。 俺が詩を書く。それは俺の作品です。
    もし誰かがその詩を読んで 何かを感じるとします。 俺の考えでは
    誰かが俺の詩を読んだ瞬間、その詩は そのひとだけの視点で解釈されます。
    つまり宇宙で唯一に近い解釈です。 その解釈はそのひとだけのものです。
    俺が常に詩を書く時に思っているのは どのような解釈をしてもらっても構わないということです。 今回の散文の中でも触れているように 読み手の感情をある程度予測はできても 予想外の反応を示すひともいるはずです。 詩を書き始めて7年目ですが
 苦情をもらったことがないので 「いるはず」という表現をしました。 でも
  ただ俺に伝えていなかっただけのことかもしれません。 

   山田さんが 「大変無責任な態度」と非難するのは当然です。

    俺には 読み手の感情にまで責任を持つ能力がないのです。

    でももし誰かに「責任取れ」といわれたなら

    誠意を持って行動します。 まずは自分の言葉によって傷つけてしまったことを
    心より詫びるでしょう。そして自分がどんな想いで詩を書いたかを誠心誠意 話すでしょう。 それでも納得いただけないときは詩の内容を変えるかもしれません。

    一生封印するかもしれません。」

   

 山田さん  
「俺のために書くのは勝手ですが、だったら一人で書いて一人で読んでりゃいいだけのことです、わざわざなにがしかの対価を払ってまでここに載せる必要はないじゃありませんか?」


ae96
 「そんなこといわないでよ。 俺は精神的に きっとまだ子供なんです。
  詩を書く喜びを生きがいとしている俺にとって酷な言葉です。
  一生懸命 真剣に書いた詩を誰かに読んでもらいたいのです。
  そして褒めてもらいたいんです。
  
  もし 俺が詩をここに載せることをあなたにとって不快ならば

  俺は 現代詩フォーラムを退会します。

  俺という価値観が あなたにとって 不快な存在であるなら

  それを考えるだけで 悲しくなるので。

  だけど 詩を書くこと それを発表することは やめません。

  山田さんに 俺の気持ちを否定する権利はあっても

  詩を辞めさせる権利はないからです。

  山田さん あなたは誰のために詩をかくのですか?」


  今回の散文によって 不快な気持ちにさせてしまったことを

  お詫びします。

   「 不快な気持ちにさせてしまってごめんなさい。 」

  

戻る
編集