ポイントなしのコメント
[りゅうのあくび]
一度だけ 寺西さんには、お会いしたことがあるのを 覚えています。 青の日で。 今も青の日が残っているは寺西さんの お陰もあるでしょう。 一言加えれば、 「詩学」は月刊誌と云うべきであって 雑誌と云うべきでありません。 枝葉末節なことかもしれませんが、 雑誌と言えば野積みされた 返本間際の本のイメージがあるでしょう。 確かに、出版社は、 部は、主に営業と編集に別れていますが 編集が強く、営業が弱いところが 多いというのが実感するところです。 僕もある時期に出版社の営業を していたときがありますが、 出版社の営業は、 コンテンツではなくパッケージを扱うのが仕事で、 パッケージが無くなれば、 コンテンツも在りえないというのが、 出版社の営業マンの主張です。 コンテンツ主体の営業風土というものが 出版社にあるのならば、ある意味でそれは、 空気と風がどちらが先に生まれたのか、というような 議論をするようなものです。僕はそう思います。 詩学の失敗をバネにするならば、 商業詩誌は、パッケージに主眼を置いた、営業を育成すべきだと そう、伝えたいです。 詩集を、紡ぎ出しては送り出す場所として、 何を届けるのかではなく、どう届けるのか、 と云うことを、常に意識する立場の人間を作り上げる 必要があると、そう思いました。 ---2008/10/11 20:41追記---
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