ポイントのコメント
[洗貝新]
その昔、僕がカテーテルの手術をしたとき、血管を少し傷つけられて、後で一晩中ベッドの上でげえげえと吐き続けていました。小さなバケツは僕が吐き出したゲロであふれています。隣に居合わせた仲のよいオヤジさんが、それを見かねて看護師たちに注意してくれました。〜なんで見てやらないんだ!苦しんで吐き続けてるじゃないか…。それには理由がありました。手術の前日に、僕が看護師婦長と些細なことで言い争っていたからです。おやっさんが言ってくれたのでそれからは看護師もちょくちょく見に来るようになりました。  ああ無情、無常感だなあ。 それからは辛いときの詩をゲロゲロと書いてやりたくなりました。 終わり。
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