ポイントのコメント
[アラガイs]
仮にですが、この語り手が漁師に関係があるとすれば情感もわいてくる。しかし〜かに味噌を泳ぐ〜イクラを数える〜わたらせない〜など、ここにはできるだけ普通に感情を持たさないような仕掛けがしてあります。駄洒落を含めて意味の反転や破壊は確かにおもしろい。美味しいのか、それとも不味いのか。どんな味がするのがわからないので刺激はある。このことは何よりも作為的な意図がないと始まらないのです。それでも刺激をほ欲するとはそもそも作為的でもある。おもしろければいいじゃん。何も眉をつり上げて批評しようなどとは思わないのです。
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