ポイントのコメント
[アラガイs]
おもしろいです。言葉が対面をみつめる鏡であるならば、ポエムは世界をみつめる鏡でもあるのでしょう。いま、という現実。その時とは切っても切りはなせない関係にあると僕は思う。かってはポエム論争なんて、ネガティブな闘争がちょくちょく身受けられましたが、いまではそのような闘いも遠い過去の記憶になりつつある。というのも日常会話を意識した自分だけをみつめる日記形式の詩文が多くみられるということです。これはもう完全にネガティブを通り越してポエムの勝利でしょう。反面すればそれだけ現実という観点が重くのしかかり、夢を求める意識も希薄になっている。不安で不確実で嘘が正当化される現実。そのような未来にも希望は持てない。ましてや他人などには関わっていられない社会という現実。このことが大きく作用している、とも思えるのです。 さあ、どんどん膨張するポエムもやがて暴発する。そして、詩は、詩人たちは何処に向かうのでしょうか。
---2023/03/31 01:27追記---
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