ポイントのコメント
[アラガイs]
国道をドライブしながら海を眺めるのは少しでもあたまのなかをリセットさせたいからだろう。植物園を目指して小高い丘を登った先にはコンクリートの頑丈な建物がある。海沿いや山の手の辺りにもそんな一風変わった造りの建物をよく見かけます。近づいてみるとほとんど人の気配がしない。使われなくなったという時間の経過だけが顕在化している建物だ。見かけは立派で頑丈そうな造りなので個人の持ち物ではないと一目でわかる。公民館として建てられたのか?そのような建物を見かける度にもったいないな、といつも思います。。景気もよかった頃の小さな街の遺物の痕跡。何かに利用できる手立てはないのだろうかと考えてしまう。。ああ!安く貸してほしいな。譲ってほしいな。でも住むのには大きくて手直しとか、いろいろと費用も嵩んで面倒くさそうな造りなのだ。そんな見捨てられて眠ったままの建物は至る所に放置されてるね。人間社会の営み。時代の変化を越えて感染してしまうのはウィルスだけじゃないんだな。そんなふうに眺めてしまう僕も孤独なのだろう。
---2020/05/15 05:47追記---
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