ポイントのコメント
[mana]
> 駅のホーム隅のいつも同じ場所に
> 仙人のような老人が
> 生きているのか死んでいるのか
> 疑問に思わせるくらい微動だにせず眠っている
この2連4行がすごくいい。生死さえもわからない「仙人のような老人」。いいです。途中、若干感傷的?かなとも思いましたが、ところどころで「リアル」を突きつけてくるところがいい。
> ぼくは
>
> ぼくは今日も夜な夜なナイフを磨ぐ
>
> 来たるべき日が来た時に
> すべてを切りひらくために
磨くということは、傷つくということでもあり。けれどそれでも僕らはやはり、磨き続けるしかないのでしょう。被害者面して施し乞うなら、僕は時代の加害者になりたい。
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