ポイントのコメント
[アラガイs]
死と恋。このような自虐的な内容を五七調で詠むという形式ですが、今日の現代社会に於いて必然的に増えてくるというのはある意味当然でしょうね。それは死というものが、あらゆる面に於いて逆に恋愛とはかけ離れてしまったからです。
戦争によってもたらされる憎しみやテロリズム。または利害目的による暴力的な犯罪行為。人災による過失或いは防ぎようのない天災。これらの隙間を突くように、精神的な疾患者は突発的に殺人を繰り返す。恋愛イコール死というイメージそのものが、今日ではかけ離れて遠くなってしまった。その多くの数による自殺者の原因は、営利的な失敗や過剰な労務による人間関係がもたらすストレスからです。目まぐるしく移り変わる情報社会。 果たしてどこまで精神を伴い活動することができるのか。
今日の現代社会に於いては、人間関係イコールストレスという問題が、切っても切り離せない重要なテーマになってしまったからなのです。
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