ポイントのコメント
[鵜飼千代子]
摘まれた花は一度は誰かの目に止まったと言う考え方もあります。 ゲーテが「スミレ」で書いています。 わたしが借りている市民農園のオフスペースには白詰草がたくさん咲きます。 管理のサイクルで草祓いをされてゴミとして片付けられます。 せめてその前に誰かの手に取られたらと考えることもあります。 摘まれたり雑草として刈られゴミになる白詰草もありますが、誰にも見てもらえず知られないまま生涯を終わる(子は残す?)白詰草もあるのだとこの詩を読んで思いました。 そうした野の花は園芸種では無いので、自分をその花に例えるのでなければ、少し筋違い、優しいことを言っている風でいて傲慢な目線ではないかとも思います。野の花は勝手に咲いているのです。(^-^)
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