ポイントのコメント
[たま]
呪文をかけられて一粒の雨になってしまった小鳥・・・珊瑚さんの寓話に秘められたイメージは鋭利なナイフのようなもの。ぼくの指先はスパッと切られてしまいます。
その指先の痛みは、小鳥の痛みであり、雨であり、珊瑚さんの痛みでもあります。
詩であれ、短歌であれ、作者の痛みを共有するという悦びを読者は求めます。でもそれは、作者の与り知らぬところであって、読者の勝手なのですが、そんな関係があるから、詩が生まれ、短歌が生まれるのも事実でしょう。
珊瑚さんの愛でる寓話が潜むお歌はイメージとは裏腹な・・・と、言えますね^^
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