ポイントのコメント
[アラガイs]
人は絶望に何かと理由をつけては希望を見出だしてゆく。はじめから絶望や希望など在りはしない。あなたは帰りの停車線をうなだれてみつめる。高層ビルの夕焼けが落ちる。犬は居ない。針葉樹の森を駆けめぐる小さな恒星が燃え尽きるとき、そこに宇宙があった。星ぼしが輝いて、確かめることのできないわたしが存在していたという事実だけです。
戻る
編集