ポイントのコメント
[乾 加津也]
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後でコメントを書かせていただきます。^_^
---2013/08/12 21:02追記---
初連に繰り返される「腰かけて」が、読み急ごうとする読者から「ゆったりズム」を導き、せんせいとわたしたちとの対比で作品は進んでゆく。
雲や波の描き方からしてもエッセイ寄りだろう。また作品に流れる1日という時間運びを崩さない意図からか連の構造に跳躍はないが、これらを吹き飛ばすほどの、威厳ともいえる映像美、成熟の筆力が読み手の関心を捕えて離さない。
さらに、少年、釣り人、ご婦人など、一見すると無関係な配置が織りなす開放感(安堵感、ゆとり)が、誰でも包みこまれたくなるほど、作品の風呂敷を大きく広げたようだ。
せんせい あなたがわたしたちに教えてくれたのは
推し量ることではなく 段取ることでもなく
信じることの健やかさと勇気
信じる(意欲ある)ことの尊さ、それは人が人生の折り返しを過ぎ、身辺整理(段取り)を考える頃にはじめて、だれの身にも、等しく会得できる真理なのかもしれない。
とか、書いてみました。生意気で失礼します。
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