ポイントのコメント
[鵜飼千代子]
欲しているものが、虚飾、仮初めのものだからだと思うのですが、救いのない危うい世界を、美しく書かれたと思います。僕たちは春の木漏れ日の色彩の中、夢をみているような表情で、はらはらと、あちらこちらで地面に同化して消えていくような、生命力のなさを感じます。美しいのですが、恐らく作者の世界観と違うところから作られた物語の為、全体的に過剰で散漫な印象を持ちました。 ---2010/08/19 22:17追記--- 過剰についてですが、 >僕たちという過ち の前の表現が、千鳥足のように感じました。 「わたしをころして」という相手に対して、失礼ではないかと。 そう感じたため、リアルに体感したことの喩ではなく、イメージだけで書かれた 詩ではないかと思い、前述のようなコメントを書かせていただきました。
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