柱/
北大路京介
僕を支えてくれる柱
小鳥が運んできてくれた 一本の枝
あまりにも短すぎた夏 あまりにも短すぎた夜
僕らを邪魔した虫達は今
小さいけれど美しい羽を拾って幸せそうです
君の好きな白 と 僕の好きな黒
溶け合うことなく冷たいまま
夏なのに
溶けることなく冷たいまま
まだ僕を支える 一本の枝
あの日は夏 永遠の一瞬
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