仏足石歌習作 やまざくら/
佐々宝砂
桜狩せむとて山路歩みゆき花と思へば若葉の山よ山の若葉よ
社には仏ゐますと聞きたれどただ漂へる香りは花よ花の香りよ
里離る山の井の辺に桜花たれ知らずとも見給ふ仏ほとけ御覧ず
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グループ"古語の宴"
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