六六の唄/
佐々宝砂
嘲るならあしたにして
いま気分がのらないから
ずきずきする虫歯の穴
鬱陶しいバルクメール
うんざりする哲学バカ
みんな消してさっぱりして
きれいな空むなしい空
そうできたらなんでもする
どんなこともやってみせる
罵声も血も受けてみせる
永遠すら担いでやる
だけど時は熟れてこない
消える時はまだまだ先
バカヤロウも言えないから
罵るならあしたにして
次
グループ"拍練習"
編
削
Point
(1)