創書日和「炎」/イズミナツキ
揺れる灯火を包んで
続く日々に身を揉まれて、君はどこか
溢れる言葉は加速するけど
消える日々に道を失い、君はどこか
溶ける蝋のような焦燥を零し
それすら熱を持ち 心、燃える
溢れる言葉は加速するけど
消える日々に道を失い、君はどこか
真夜中
その向こう
小さな星にも似た
探して、探した
弱く輝く君を
何もかもが歩く原動力
悲しみも切なさも
燃やし尽くして
夜を照らし
明日へ
君へと繋ぐ
真夜中
その向こう
小さな星にも似た
探して、探した
弱く輝く君を
手探り、がむしゃら
僕の小さな灯火
照らして、探した
必ず見つけるよ
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