創書日和「淡」/
ゆうと
秋になって
空がうすくなった
ぼんやりとした視界に
君の姿が浮かぶ
単純な僕と淡白な君
君の言葉のひとつひとつに
どきどきするんだ
ゆっくりと向かおう
風吹く街へ
冷たい手と手が触れた時
あたたかくなるまぼろし
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グループ"創書日和、過去。"
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