ピンキーリング/
愛心
私の小指は
からっぽ
伝説を思い出し
くるり
ナイフを滑らした
赤い 赤い 糸をひく
―この先に愛しい人が待ってる
信じてた
大好き だったのに
忘れちゃうなんて
嫌いにならせてよ
嫌いになれないから
あたし
ピンキーリング
外れないじゃない
涙が沁みる
痛いよ
あたしが欲しかった赤い糸は
こんなんじゃないのに
赤い糸=運命の人とは小指と小指が
赤い糸でつながっているという
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グループ"創書日和、過去。"
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