ランパルトの盲雨 懐中日記より/
木賊ゾク
「喫茶店にて 私も理解できぬ他人との会話に関する考察。」
そんなに悲しい歌を詠んでばっかりじゃ、誰にも評価されないよ。
いいんだ、俺は自分と踊れれば。
おまえは最近そればっかりだからな、紗夜だの副人格だの、
わからんよ、君には。
まぁ、耽美主義者や厭世主義者気取りは良いけどさ、そんな詩を誰にあげるんだい?
紗夜
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