詩片H ?/土田
 

見あげた瞳だけが月に吠えた

2
おまんこのおは
おかあさんのお
おまんこのまは
ましゅまろのま
おまんこのんは
んっんっんのん
おまんこのこは
こどもたちのこ
やさしくひかる
やさしくひかる
わたしをうんで
ぼくをうんでと
やさしくひかる
きらきらきらと
ぬらぬらぬらと
ぴくぴくぴくと
やさしくひかる
ありがとうって
やさしくひかる
やさしいこえが
きこえるひとを
ずっとおまんこ
まっているのだ

3
腰が外れるまで
やったのはいいけれど
ぜんぜん気持ちよくないのはと
疑問に思う以前から
わたしは乾いていた
背骨が軋むのは

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   グループ"いつかもしかしたらたぶんお花さんになるかも知れない便所の誰かの携帯電話番号みたいなワクワク感と臆病感"
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