そこにあるもの/プル式
 
てない空よりも大きなものを手に入れたのでは無いのか。

君よ
もうじき君はまた孤独になるだろう。
君よ
君はその思いの深さ故に罪深さを背負うのか。
君よ
君の若かりし頃の事を思い出すがいいそれは君の父と同じなのだ。

もしもその手に握られた小さな命が
無事に空を飛べる日が来たならば
君よ
その手の暖かさをその命に伝えるがいい
声無く思う心こそ今の君の翼なのだから。

しかし私は祈る
いつまでも君が空を舞い続けることが出来るようにと。

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