夕焼けが足りない 14/AB(なかほど)
赤ペンさんのバイトをしていた頃のこと
その日は小学校三年だか四年生の国語のテスト
の丸つけをしていた
いつものように今日もけんちゃんとけんかをして
しまったわたしは、秋の河原で飛びかうトンボを
眺め、「けんちゃんなんかきらい」と言いながら、
さびしくなってしまった。トンボみたいにいくつ
もの目があればいいなあ、、
とか、なんとかの文章を読ませ
問題は
「わたし」はどんな気持ちになったのでしょうか
というもの
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