ミクシー/モリマサ公
セプターとしての感受性とその弱さ
すてきなイメージだけがコードの早さに応じて無邪気にひろがっていく
俺いきてるの超たのしい
わたしたち超ともだちじゃん
とかいうたぐいのシャッフル
プライバシー
他者の不在
心の不具合
わたしたちのハンディキャップ
「わたしたち?」
わだちにハンドルをとられて軸がぶれる
焦点が定まらないままの前進
ティーンネイジャーなアブストラクト
ハイエンドなユーザーに
あわせられたチャンネルの中で
メロディアスなメッセージがいっせいに同じ速度で
それぞれの限界へとながれだす
高架に映る水面にカットインするシーバスの光
息を吸う 吐く ゆっくりと
吸う ゆっくりと また吐きだす
あらゆるジャンルでばかみたいに善意だけがくりかえされている
つごうのいいときだけ神様はおんなのこみたくよびだされてる
ミュートをかけたくちびるのかたちその意味を読み取る
いろんないみで
それらはいつも祈りににていた
「ミクシーってなに?」
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