1)詩の朗読・初心者の覚え書きメモ/その1・・・上田假奈代さんに学ぶ/宮前のん
次の章で詳しく申し上げますが、朗読をする際に重要な事の一つに「頭にイメージを思い浮かべ
てから朗読すると、相手に自分の言いたい事がよく伝わる」というのがあります。書いてある言葉を
声に載せるというのは、その声色に、声の大きさに、声の質に、自分のイメージが出る、ということ
なんだと私はその時理解しました。上田假奈代さんはそれを「輪郭を明確にする」という一言で表現しま
したが、まさにそれこそが朗読する意味なんだと思いました。
さて、これで詩を朗読する動機付けが出来ました(笑)。次からは技術的な部分を書きます。
●覚え書きメモ/その1:朗読は、自分の言葉のイメージの輪郭を明確にするために行う。
前 次 グループ"【詩の朗読・初心者の覚え書きメモ】"
編 削 Point(10)