5)詩の朗読・初心者の覚え書きメモ/その5・・・沼谷香澄さんに学ぶ/宮前のん
 
なくとも、テキストを読むということだけで精いっぱいで、
観客を楽しませよう!という意気込みに欠けるような舞台は、見ていてつまらないと思うのです。

 詩の朗読で、観客の皆さんに自分のイメージの世界を楽しんでもらおうと思うのなら、ただ字面を
追いかけて声に出すだけでは、決して観客の方を楽しませることなど出来ません。自己満足で終わる
つもりなら、自分の部屋でたった一人で壁に向かって読めばいいでしょう。でも、もし自分のイメージ
を誰か他の人に朗読で伝えたいのであれば、最低限、人が聞いていて聞き苦しくない声を作るべきなの
だと思うのです。
 
●覚え書きメモ/その5:朗読をする前に、最低限、発声練習や呼吸訓練をしましょう。
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