超ド級の無計画旅行。/虹村 凌
 
恐いモンはねぇぞ!でっかいゴリラが味方になった!

街を歩く。回る金色のバレリーナ像を見たり、
中華街などをふらふらして、もう一人の合流予定の野郎に電話する。
彼もボストンで会った日本人で、すごい髭なんだが…
「いま何処らへん?」
「あーごめーん、言うの忘れてたー。予定入っちゃって行けなくなったー。」
一同絶叫「なんですとおおおおおおおおおおおおおおおお?!」
彼が以前ゴンに言ってた、到着予定時刻の一時間前である。
超ドタキャンだ。なんて事だ!おいおいおいおいおいおいおいおいおい!
でも、もうどうしようもない。こればっかりはどうしようもない。
もしトモキに声をかけてなかったら
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