エゴ・エリス? 私は 夜 床についても 私の愛している人を探していました/PAULA0125
地を繋ぐ柱(あず・えーぎぐ・えーれ・ふぁ)
神よ 貴方は私に 与えてくださった
我が心根は 渇くことがない
西比利亜の海が 遙かなりし 北の海が
飲み干せるほどの 悲しみに
遭うことはなかろう 最早私には
天地の終わり(はるまげどん)の過ぎし日も この星堕ちず
揺籃(いど)の中 私(りびどー)に応える 創造物(あーてぃふぁくと)は
私が死するとも 神よりも永く
知性の限り 遺ろう不動の 隠れ家(あたらくしあ)
恐れる事が あらんとすれば それは退廃(すたれ)
ただ願うただけでは 届かぬ星は
収束に耐えれず 進むだろうか 死の淵へ
ならば 嗚呼ならば
神よ 奪い給え この命まで 与えたまえ
この星が星として 消え得ぬならば
私が連れゆこう 黄土の下の その国を
星を祭るため 羅闍(らじゃ)の首すら 挿げ替えて
私が作ろう その星の為だけの 夜方国(よみのくに)を
神よ(デウス) 祝福したまえ(ベネディーカト) 憐れなる我ら(コートシップパラノイド)を
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