エゴ・エリス?  暁と 共に目覚め 神の美しさを 仰ぎ見よう/PAULA0125
 

誰も知るまい 福音を 孕む喜び
憧れよう 苦しみ無き世に
苦しむ喜びに 私は生きる
共に在れ 共に輝き 共に生き
今この身は 鳩であり 魚(うお)であり 
そしてまた 神は私に 入りて微睡む
眠りは死に非ず 闇が光り
夜空の星灯(あかりび) 蓄える籠に
天津甕星(あまつみかぼし)の 仕立てた月白(げっぱく)に包まる
大役終えて 僅かな時
粒子の如き 身を繋ぐ 宇宙(あいおん)の楔
教会(えくれしあ)の 軛を離れて 私は一人
真実(しんじつ)命(まこと)の 神の御膝に 抱かれ座る
深淵(びゅとす)に沈み
御代を儚み
絶望に沈む
「神に棄てられた」 涙の糸で 首を吊り
偽神(やるだばおと)の 落とし子たち
末期憐れみ 私は願う

「真理(あれていあ)よ 今こそここに 我が愛をここへ
憂世の体裁(ろごす) 今こそ炉に帰し
神の愛(ぞえ)に抱かれ 愛し合え
今こそ二人に
聖寵満ちみてる聖母へ
共に証さん 永久の愛」
   グループ"叙情詩「エゴ・エリス?」"
   Point(0)