挽歌/
……とある蛙
の上がった空はこんな色ではないはずだ
こんな結末を誰が夢見たのか…
一緒に夢見るために生きてきたのに
つまり、それは、たくさんの言葉の中から
たくさんの…たくさんの事実の中から
散乱した部屋の中にあるたくさんの思い出たち
私はそんな思い出と抱えたまま
今日もまた
明日もまた
明後日もまた
その翌日もまた
生きてゆくのだろうよ
日常生活の中で
※この程度……っか俺
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