乾杯の音頭/nemaru
困っていて、自分でどうにもならないなら、打ち明けるのがいいのかもしれない。 誰もそんな風に悩みを解決しているようには見えない。 自分はとてつもなく弱いのかもしれない。 人に弱みを話して、理解され続けなければ、生きていけないくらい弱いのかもしれない。
自分が楽しそうと思っても、自分がちゃんとその場を楽しくできるか分からない。 自分次第で場がどうこうできるという考えがあつかましいともいえる。 行くと場がしらけたり、異物感があるような気がしたり、人に気を遣わせそうで、不安になる。 じゃあそうならないようにしろ、と言われると、わざとらしくならないか不安になる。 自分はどういう役割を努めればいいのか、
[次のページ]
前 次 グループ"ひきこもり詩集"
編 削 Point(1)