ごめんね青春の等しくふりかかる月日はふりかえらないでふりきれ/るるりら
 
青春のシュンが、しゅんしゅん音をたてて回り
琉球あさがおの青さのように またたまくに開き
葛藤に締め付けられては 青くほどける蕾の思いは、 この
はちきれんばかりに鼓動している濡れた髪の下

過去をふりかえっても 幾重にも重なる青の影
前に進もうとするならさらに重なり透けて見える青
燃える指先が脈をうち 吹き飛ばされて青のかなたまで
余洗い 柔軟仕上げ まってての とっておきココロの洗濯コース

髪は体は心は かわきながら扉を開こうと はやる
ドアのむこうには 青い空がしだいに暮れなずむ 
空の透度に ふんわりと浮いた月には いつものうさぎ
空の同じ
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