恋のうた/草野春心
あんなに怖かったのに
考えてもかんがえても
答えはなかったのに
きみと話した時間に
茜いろの帰り道に
電車の窓からのぞく空に
やさしさの意味が溶けてる
きみを笑わせたい
きみの髪をなでたい
きみが見つめるものを見たい
きみに好きと言って 好きと言われて
きみといっしょに居たい
すべてのわがままを
やさしさに変えられるくらい
強くなれたなら
その時は ください
神さま
世界を僕にください
あの茜いろを あの夕空を
まるごと 僕とあの子にください
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