アナル坂/
花形新次
アナル坂を
下りたところで
私は待っている
誰か来ないか
息をひそめて
私は待っている
女遊びには飽きたなんて
強がりを言ってみたいけど
夜の新宿二丁目で
味わった屈辱を
いつか誰かに晴らすために
この坂を下りて来るのを見てる
いつまでも見てる
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グループ"パロディ詩"
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