マイ・バック・ページズーさよなら神様ー/……とある蛙
僕はあなたのマンガのかき方を読み
本気で漫画家になろうと思っていた。
しかも
クラスには漫画を描くかわいい子がいて
僕は夢中だった
でも彼女は転校してしまった>連絡なしに
それでも僕は漫画に夢中だった。
中学生の時に
神の教え子がマンガ家入門を描き
肉筆同人誌を回覧していた。
が ほどなく霧散した。
僕は意味もなく漫画に飽きた。
高校生の時にはもう漫画を描かなくなって
僕は翼を失った。
神になる道は閉ざされ、
しかし、代りに音楽とマルクスとが
生活のすべてになり、
僕が夢中になった女の子は
近所の普通の子だ。
僕はもう漫画家になろうとは思
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