【批評祭参加作品】批評もそこそこに現代詩の先行きが不安だ/KETIPA
家とか、文字を書いたり読んだり解釈したりすることに慣れてる人ばかりが、現代詩を読んだり語ったりしてる間はダメなんですよ、きっと。音楽好きは別に演奏家ばかりじゃないでしょ。それじゃいつまでたっても、現代詩が堅苦しいっていうイメージすらなかなら取り払われない。しかも、そもそも持っている性質として、大衆の好みに迎合するってのは現代詩として面白いことじゃない(と思う)。それは別にいいんだけど、現代詩を書く人間はコマーシャル能力がないんじゃないかとすら思ってしまいますよ。なんかこう「売れないなら別にいーじゃん」みたいな、もっと言えば「売れてはないけどおれは好きだ」的な、(無意識的に)通としての地位を保ちたい
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