【批評祭参加作品】停滞が継続していくこと。/いとう
 
ていない。
初めはホームページというシステムだった。
それがブログになり、SNSになり、
最近はTwitterとかなんとか、
新しいシステムが生まれ、それが時流になり、
なんだか発展している(ように見える)、けど、
実際のところ、参加者が行っていることは、
ほとんど変わっていない。
結局“停滞”というのは媒体特性によるものであって、
詩の状況とかそんなもんは、実はまったく関係ないのだろう。
裏を返せば、「ネット詩」なんて呼ばれるもの“だけ”を見続けても、
「詩」については何もわからないままなのだ。
(悪い意味ではなく)「ネット詩」なんてそんなものだと思う。

ただ、そこ
[次のページ]
   グループ"第4回批評祭参加作品"
   Point(9)