「名」馬列伝(11) シグナスヒーロー/角田寿星
勝てなかったが、2着はいくつもある。実に5回。
ステイヤーズS。果敢な追い込みを見せるも、サージュウェルズにクビ差届かず。
大種牡馬サドラーズウェルズ産駒の、日本での初重賞勝ちであり、新人だった和田竜二騎手の初重賞勝ちでもあった。
ローゼンカバリーにアタマ差まで迫ったAJC杯。
脚色がまったく違っていただけにほんとに惜しかったが、きっちり差していなかった。
障害帰りのテンジンショウグンに激走を許した日経賞。
最後方からの上がり最速の追い込みも、届かず。超万馬券となった。
7歳にしてはじめての単勝1番人気で臨んだ、七夕賞。
サンデーセイラにまんまと逃げきられる。個性派ジョッキー菅谷正
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