超真理男兄弟[場面1−1]/国産和風モモンガ
 
でも、そのほうがかっこいいしモテるし何より今ではもう生活の一部だというのも、いかにも詩について書いてあるように見せかけて(ここはちょっと見せかけたけど)そうじゃない。
 前は勢いよく飛び出して死んでしまったからというのも、前作の書き出しに凝り過ぎて尻すぼみになってしまった、今回はもう少しゆっくり行こう、というか今ここで立ち止まってウダウダ言ってるのもその一環だ、とかではなく、本当に勢いよく飛び出したら死んでしまったのだ。いつもなら簡単に飛び越えられるはずだったのに、時折こういうことが起こる。腕がなまっているとしか言いようがない。また『ない』だ。
 ずっと箱に入っていたのにきのこは腐っていなくて
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