恐竜の記憶/beebee
上のあまたの生物が警戒の声を上げたようだ
心はぞくりとして純粋な暴力の力に溢れかえり
歯をガシガシと噛み合わせた
首を回し後ろを睨み付けてみる
自分の姿を想像して満足した
なろうと想えばぼくは
恐竜になれた
目が覚めても藁束の匂いがぼくを野生に繋ぎとめる
ぼくは昔恐竜だった
もう1つの骨の記憶 『翼の骨の記憶 / いつかきっとsoraを飛ぶ』
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