十七歳に書いた歌詞/板谷みきょう
 
れて
身動き出来ない宙ぶらりん
暗夜のともしび待ったところで
行き着く果ては闇の果て
苦しみこらえて笑い顔
涙がポロリン泣き笑い
指をさされて嘲り笑い
飛んで来るのは石つぶて

必ず来てくれると思いつつ
息をふさがれ口封じ
鬼の念仏待ったところで
返ってくるのはそしり言
悲しみこらえて笑い顔
涙がポロリン笑い泣き
指をさされてさらし者
やって来るのは鬼ばかり

それが世の習いだから当たり前なのか
それが世の常だから常識事なのか

帰ろうと思った時には縛られて
身動き出来ない宙ぶらりん
必ず来てくれると思いつつ
息をふさがれ口封じ
しまいに息を止められて
泣く事も出来ずに死んで逝く
それが世の掟だから
日常茶飯事なんだ

それが世の習いだから当たり前なのか
それが世の常だから常識事なのか

   グループ"弾き語る歌(うた)の詩(うた)"
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