二十二歳に書いた歌詞/板谷みきょう
 
の求めに 酔心地で君 
初めて肌を許した
寒さが身に染む こんな夜 
独り
こたつで気にかける

今でもどこかで
君は
熱い熱い スキムミルク
ふうふういって
飲んでいるのかな

*★*――――*★*

『母さんはね』
「死んだ方がましだ。」と
貴方は 母さんの事も考えてくれず
部屋に閉じこもってしまった

貴方の好きな 全員集合が始まったのに
貴方が部屋から出て来なかったのを
母さんはね てっきり貴方は いつもの様に
ふくれたまんま 寝てしまったんだと
思っていたのよ 幼い貴方がまさか

机の上に開かれたノートには
鉛筆で父さんの事についても書
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