愛しき 隣人/李伍 翔
 
書きなぐっては
破り 捨て て
ゴミ箱に
投げ入れる

そんな 繰り返し の 時

無駄 ばかり 増えて
見えなくなる 現実

遂には 幻想 さえ
遠く 彼方へ

当たり散らした
紙 片 の ひとつ
ひとつ
霧散 した
言の葉 と 想い

救い
すくい
掬い
あげてくれたのは






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