スザンヌ/
P.B.
人生には終わりがあります
僕は君の言葉で生きます
恥ずかしい軌道をえがきながら
この時空の果てに墜落するまで
ままならぬ日々を踏みしめながら
常闇に全てが変わるまで
思い出を力の限り引きずりながら
永遠にこの身を横たえるまで
僕は君の言葉で生きます
煙るような春の雨にため息を濡らす午後も
蝉時雨の中に空しさを抱いて立ち尽くすときも
知らない街であえぐように息切らすときも
僕は君の言葉で・・
戻る
編
削
Point
(3)