虚言/
李伍 翔
感情が
溢れるように
思考回路を、
意識を満たしていく。
存在しないはずの
出来事が
存在する 自分 を
侵して いく。
消えないで
行かないで
泣かないで
置いていかないで……!!
夜の闇 が
次第に薄れていく 。
それを 感じ ながら
僕は
涙 浮かべたまま
眠り に つくんだ。
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