「袖道」/m.qyi
 
大体に於いて美しいものです。人間性を回復するということ
なんて無理でしょうから、そもそも人間性なんて野生のものとは違う(野生/非社会性に
人間性を求めるって考えがありますが、人間が野生的/非社会的になったらセックスなん
て感じなくなっちゃうんじゃないでしょうか、よけいなお世話かな)、だから、肌のよう
な、知らないからではなくよく知っているから不快な、不可解なものなんでしょう、ね、
だから、それを回復したいなんてと思わないと思うんですよ。それは肌から刺青をとりだ
すような、刺青を剥いだ肌を人に露出するような、それこそ不快をこして醜悪でしょう。
ぼくが今紹介しようとする詩には闘っていると
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